ウルトラローファットフード(超低脂肪食)

〝手作り食〟で作る超低脂肪食は、市販の低脂肪療法食よりも低脂肪で作ることができます。
また、食材の好みやその子の状態によって作れるのも〝手作り超低脂肪食〟の強みです。

では、どういったときに超低脂肪食は使われるでしょう。
代表的な疾患としては、リンパ管拡張症などのときに超低脂肪食が使われます。

一般的に作られる手作りの超低脂肪食レシピは、

「ササミと炭水化物源(じゃがいもor白米orサツマイモ)をカロリー比で1:2にして混ぜる」

というものがあります。

このようなレシピではアフコ基準値を満たさないので、可能な範囲で適宜サプリメントを併用する必要があります。
当然、超低脂肪食なので脂肪も基準を満たしませんが、そこらのさじ加減は獣医師の裁量で症状を見ながら調整していくことになります。

低脂肪食を使うなら市販療法食よりも手作り食、というのはメーカーも認めている事実です。

ただ、実際にはそれほどの超低脂肪な食事を必要としている症例は、皆様が想像されているよりおそらく少ないです。

やみくもに低脂肪にすればいいというものでもないです。

Back to Top