ドライフードの弊害
まず、水分不足をもたらします。
普段から水をそこまで飲まないネコちゃんは、食べ物(獲物)から水分を得ています。
参考までに
ネズミの水分量→65%
魚の水分量→75%※グーグル調べ
ドライフードでは、カビを抑えるため水分量を10%以下に抑えています。
そのため、ドライフードを常食しているネコちゃんは慢性的に水分不足(脱水)に陥ります。
水分不足により、尿石症になる子がいます。
慢性的な脱水により、いろいろな機序を経て腎不全になる可能性も。
ドライフードでなった尿石を治すため、尿石用のドライフードを食べて治すといったサイクルになります。
飼い主さんは水の温度を変えたり、フードに水をかけたり・・・と苦労されます。
水分を摂るためにも、普段からしっかり「塩味を効かしたスープ」を呑んでおけば、尿石の予防になります。
フードを常食している子は、まずはスープ作りから始めましょう。
水分量に関しても、〝手作り食〟はドライフードよりも多いです。
うちの子は別添えでスープを置いてもあまり飲まないので、やはり食事とまぜて提供しています。