【ドライフード派向け】‐猫の病気の予防②‐
肝リピドーシスのネコちゃんでは「リフィーディング症候群」にも気をつけましょう。
肝リピドーシスの素因には、食物嫌悪症があることもあります。
太った猫ちゃんが一定期間、飢餓状態に陥るような出来事があったと考えられます。
ご家族としてはなにか少しでも食べてもらいたいと、いろいろなフードを差し出してしまいたくなります。
それをすることで食物嫌悪を悪化させてしまうこともあります。
早期にチューブフィーディングに踏み切る方がよいこともあります。
かかりつけの先生のご判断に従いましょう。
リフィーディング症候群とは、飢餓状態に急に栄養を摂取することでなる症状です。
以下の有名な話があります。
豊臣秀吉が城を兵糧攻め
↓
生き延びた兵士に、おかゆをふるまう
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せっかく生き延びた兵士が死亡
飼い主さんは「最近全然食べれてなかったから、たくさん食べさせてあげたい」という気持ちになります。
ですが、命を守るために給与量を守ることは必須です。