【ドライフード派向け】‐エビデンスがない③‐
明確にエビデンスがない、と感じることはほかにもあります。
例えば、
「高タンパク質が犬猫の腎臓に負担をかける」
これは、フードのメーカーが少しでもタンパク質を減らした方がコスト面で都合が良いため、低いタンパク質量を正当化する目的であることが理由として考えられます。
そもそも、犬猫の食性は肉食動物です。
(犬は雑食動物に分類されますが、肉食寄りです)
ですが、実際に多くのドライフードは基本的に
㋐低タンパク質
㋑高炭水化物
の設計にせざるを得ません。
<㋐低タンパク質による弊害について>
さまざまありますが、そのひとつに「免疫力の低下」があります。
免疫力低下により、「さまざまな病気にかかりやすく」なります。
飼い主さんの目で見てわかりやすい症状では、被毛粗剛・皮ふのコンディション低下などがあります。
フレッシュフードなどでも、ドライフードの栄養組成にならっているものなどがほとんどです。
ですから、被毛粗剛になる子は多いです。
<㋑高炭水化物(高糖質)の弊害について>
主に肥満があげられます。
肥満により、「さまざまな病気にかかりやすく」なります。
ドライフードを常食していると、㋐㋑の弊害のリスクは上がります。
せっかく手作り食をするのであれば、必要なタンパク質量を摂れるようにしましょう。