犬猫とビタミンK
ビタミンKは、血液凝固に関与します。
食品からの摂取とあわせて腸内細菌がビタミンKを合成しています。
腸内細菌叢の大きな乱れ等がない限りは、お食事から摂取する量が多少少なくなっても、すぐに欠乏症などにはなることは少ないです。
ただ、注意しないといけないケースがあります。
腸内細菌叢が乱れてしまうときです。
どんなケースがあるでしょう。
例えば、事情があって抗生物質を長期間投与している子などで、腸内の細菌が抗生物質で死んでしまい腸内細菌叢が乱れてしまうケースなどです。
また、食事に含まれるビタミンKの吸収率は、一緒に摂取したものにも左右されます。
そのため、「そのものの基準値を満たしてさえいればいい」ではありません。
適切なバランスで摂取する必要があります。
最初にも言いましたが、ビタミンKは血液凝固に関わります。
欠乏症の症状には「出血傾向」。
つまり、血が止まりにくくなるという症状があります。
ご家族の方が体を観察して分かるものとして、「紫斑」があります。
抗生物質を投薬している子は、このことに注意して体のチェックもしましょう。
皮膚に赤紫色のシミのようなものができているのを見つけたら、次の診察予定日を待たずに、すぐにかかりつけの病院を受診しましょう。
