手作りご飯に関する発信をしている理由
手作りご飯に関する発信をDCHがしている理由は、3つあります。
〈① 予防のための手作り食を知ってもらうため〉
ペットフードは、フードメーカーのマーケティングのたまものにより「完全栄養バランス」と信じられています。
ネットでも、「総合栄養食至上主義」を如実に感じます。
・とにかく総合栄養食を
・アフコ基準を満たしておけばなにも問題ない
といった風潮です。
しかし、現実には
・栄養バランスが良いといわれる総合栄養食のドライフードにより、栄養性のトラブルを抱える犬猫のほうが多い
・総合栄養食やドライフード自体に疑問を持っているご家族や獣医師は多い
ということを経験しています。
その経験から手作り食を知ってもらいたいと思い、発信しています。
〈② 治すための手作り食を知ってもらうため〉
ドライフードが原因である、栄養性の疾患。
例えば、
・気管虚脱
・皮膚疾患
・マラセチア性外耳炎
・涙やけ
・てんかん
など、いろいろあります。
これらの
・ドライフードによる疾患
・ドライフードだけを食べていては解決しない疾患
を改善してきました。
私がレシピをご提供することで少しでも改善できれば良いなと、レシピのサービスを始めようと思いました。
〈③ フードへの疑問から〉
2つ目にもいいましたが、ペットフードが原因のトラブルは多いです。
ところが、世間ではなぜかペットフードが原因であることを見落とされがちです。
そして、
・体質、犬種、アレルギー、飼い主さんの与えているものなど、ペットフード以外に原因がある
・ペットフードが原因と考えられることが少ない
とされる現実です。
その結果、その病気に一生付き合っていくしかない、そのため一生お薬を飲み続けるしかないとされた犬猫ちゃんが、今もなお多く存在しているはずです。
このように、
・ペットフードは何をしても許される
・手作り食は始めることの敷居が高すぎる
という現象に疑問をもったことからです。
手作り食の良さはいつも発信してるように、ペットフードの弊害を除外できるところにあります。
「フードから手作りご飯に変更したこと」で、何事もなかったかのように平穏で健康な生活を取り戻したり、おまけに毎日の美味しい食事もゲットしたりできるようになった子を、私はたくさん見てきました。
なので、一生付き合う必要のないお薬を飲み続ける子がフード(トラブルの原因)を食べ続けなくていいように、気軽に手作りを始めてもらいたいです。
しかし、フードが常識である以上、そんな子が全国にはたくさんいるに違いないと思ったからです。
と、おおまかにこれら3つの理由があります。
ただ、ここで誤解されたくないのは、ペットフードを与えたい方を無理やり手作り食に変えてほしい!とは思っていません。
ドライフードを与えたい方は与えてもらえばいいです。
何度も言うように私は、犬猫ちゃんに手作りを与えたい/すでに与えている方に向けて発信しています。
「ペットフードは与えたくないが、理由があってペットフードしか選択できない」環境のご家族もその一人です。
そんな方の手作り食の一助として存在できたらと思っています。